福祉改造車両製作の社会的使命を考える・・・
新型コロナウイルス禍で世間は大変な状況を呈していますね、
弊社も塁にもれず経営的には大変な部類に入ると思いますがこんな時だからこそ
その役割、使命を考えたいと思います。
当社の考える使命、役割とは?
メーカーが採算ベースで考える福祉車両以外の本当に必要な福祉車両を製作することであると考えます。
では、本当に必要な車とは何なのでしょう?
必要な車、装備は、各個人個人によって異なるのは当然のことです、使用者の身体状況にもよります、介助者の介護労力の軽減や安全安心といったことも気にしないといけないでしょう、
また最大限使う人のクルマへの想いも大切にしたいと思いますし、コストも重要です。
そう、やはり画一的な完成車としての福祉車両よりは福祉改造車両のほうが少しでも豊かな気持ちで安全安心な生活を送っていただけるのではないかと考えます。
その中でも、当社が心掛けている一番の想いは『好きな車に乗ってほしい』ということです。私はそれが当社の社会的使命ではないかと考えています。
昔々この仕事を始めた時、どちらかの団体の会長さんにお会いした時にいただいた言葉は忘れません。
『いいことを事業としてされていますね、がんばってください、でもね私に会いに来る方のほとんどがすぐに事業を辞められるんです、ですからいつも言うんです。安くしてくださいとは言いません適正価格でいいので事業を長く続けてほしいのです。いつか思い出したときに元気に商売されていて相談に乗っていただけることを期待しています。』
私のこの事業を褒めてくださいました、嬉しかったです、でもまた適正価格でいいので長く続けてほしい・・・ともいわれました、その真意は当時の私には理解できませんでしたが今となってはその言葉の重さがぐっとのしかかってきます、それだけ社会的使命のある仕事であると・・・。
このような社会状況の中でも、どうにかしたい!何とかならないか?といったお声が届きます。
コロナ禍の中ではありますが、自動車の安全な運行という社会インフラを支える経済活動として、また福祉改造車両製作という社会的使命を果たすべくこの大きな谷を越えてゆけるように頑張るつもりでございます。
まったくもって個人的な考えをつらつらと書き連ねてまいりましたが明るい未来のために一緒に頑張りましょう。
おクルマのこと、福祉改造のことはお気軽にご相談ください、ご相談は全国どちらからでも承ります。
輝自動車工業株式会社
代表取締役 阪田 俊次