クルマのハンドルを軽くすることが出来る?【障害をお持ちの方の改造】

パワーステアリングが付いていても回せない、そのようなハンディをお持ちの方がおられます、
ハンドルの旋回装置を付けていてもハンドルが重くて・・・まわらない
ハンドルを回すと体が痛むので力を入れる事が出来ない・・・
今乗っているクルマはパワーステアリングの重さを軽減できたが、今はメーカーが改造してくれないのでクルマを乗りかえる事が出来ない・・・
お問い合わせをいただく原因は様々です、でも現実としてそのようなお悩みを持っておられる方がいるのは事実です。
何とかしたいのも事実なのです・・・
まず初めに出来る事からご紹介します、
解決方法1 メーカーから販売されている車両を購入する。
私の知る限りですのでほかにあれば教えていただけると幸いですが、トヨタの販売する車両の中にパワーステアリングの重さを通常よりも35~50パーセント
軽くした設定のある車種が存在します。現在は3車種ですが少し前までならヴィッツBbもあったのに選択肢が減ってますね、
でも中古車でフレンドマティック仕様を検索すればまだあると思います。詳しくは下からどうぞ!
トヨタのウェルキャブシリーズ フレンドマティック車両です、画像をクリックしてくださいそれぞれのページに飛びます。
がございます、トヨタの営業の方もご存じない方がおられますのでお気を付け下さい。
解決方法2 パワーステアリングを改造する
パワステを改造できるのか? 答えはNOです
パワーステアリングを制御する装置、製品は開発されていません、ではどうしましょう?
パワーステアリングはオイルポンプタイプと電動アシストタイプの二種類に大きく分けることが可能です、
オイルポンプタイプは昔は主流でしたが今となってはホンダの一部車両に使用されている以外はほとんど見かけなくなってしまいました。
でも当社では、オイルポンプ式についてはオイルポンプ自身の改造をすることによりパワーステアリングの軽減を行っています。
ただし、実際にポンプが改造できるのか?についてはやってみないとわからないのと、その後の保証については免責とさせていただいています。
もっとも多いのが、電動アシストタイプでコンピューター制御というものです、こちらになると全く改造の余地がない・・・ということで
製品開発を待たないと仕方がない状況となっています。
が、岩手大学の研究グループがメーカーが動かないので独自で研究を進めていたり、個人のメカニックの方が形式は古いですが電動アシストタイプの
パワステを攻略し、指で回せるハンドル操作を実現したとか、話題には上がってきてはいます、しかし、自動運転を目指すメーカーはますますのコンピューター化を
勧めてくるのは間違いなく、動向は困難を極めるのではないかといわれています。
一番簡単なのは、メーカーがコンピューターの設定を少し変えてもらうだけで状況は一変するはずなのですが、声が届かないのは残念です。
この件については、動きがあればブログにしてゆきたいと思います。
ではまた
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お問合せ 072-444-2311
アダプテーションデザイナー
代表取締役 阪田 俊次
プロフィール
大阪は泉州岸和田生まれ、だんじり祭りが大好きな生粋の岸和田人間です。
学生時代は京都の山奥で育ち、サラリーマン時代は名古屋で揉まれ、いまは
岸和田で居を構え二人の娘のおやじでございます。
ご縁があって、株式会社オフィス清水 代表取締役 清水 深 氏と出会い
その想いに意気投合しこの世界に飛び込みました、今では自動車鈑金の技術を駆使し
国産車をはじめ輸入車の福祉車両の製作なども手掛けております。
いままではできなかったことができる時代になったきています、あきらめず、
もっと自由に、もっとわがままに、乗りたい車でカーライフを楽しみましょう。
ご相談お待ちしております。
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