【誰にも聞けない話】 高齢者を安全に車に乗せる方法~普通自動車・軽四自動車編~
お父様、お母様、ご主人、奥様、お子様・・・
クルマに安全に乗せたい、楽に乗せたい、本人が安心して乗れる方法って・・・
クルマに乗るのを嫌がらない、そんな方法ってないのでしょうか?
クルマに乗せるシーンというのは沢山ございます、病院、買い物、お墓参り、etc
出来るだけ外に連れ出してあげたいそんな気持ちになりますよね、
でも、本人がクルマに乗り込むのを失敗して怖がっているとか、思うように体が動かなくて
歯がゆいという話を聞きます。
では、どうしたらいいのでしょうか?解決法ってあるの?
解決方法は1つです、お尻から乗り込むこと!
プラス!お尻から乗り込めるようにクルマ側を改造してあげることです。
お尻から乗り込む方法はいろんな所で指導やレクチャーがされていますが、それでも乗れない方って
沢山おられます、ではなぜ?
クルマが高齢者にやさしくないんです・・・最近は高齢者にやさしいクルマも新車メーカーから出てきていますが
すべてのクルマがそうではありませんし、いまのっているクルマが必ずしもそうではありません。
でもときどき、お尻から早く乗りなさいな~んて声が聞こえそうですが、そんな時はクルマ側の改造も
考えてみてはいかがでしょう?
改造の方法はお体の状況、お車の車種によって違ってきますが大きく分けて3種類
ご自分で歩く事、立ち上がる事が出来て尚且つお尻をずらして車のシートまで移動できる場合は、サイドサポートシートをおすすめします。
次に、通常は車いすを利用しているが立ち上がることことはできる場合は、回転シートをおすすめします。
最後に、常に車いすで、立ち上がることもできない場合は、クルマに乗り込むための人間用の吊り上げリフトでセカンドシートに乗せることを
おすすめします。
最後の場合、ほとんどが後ろから車いすごと乗せてしまうことが多いです、でもご家族で介護をされている方の中には
一番後ろに積むような感じが嫌とおっしゃられて助手席を回転シートに改造して、常に横に座らせて見守りたいとおっしゃられる方も
おられます。後ろから乗り込む方法は別の回にしたいとおもいます。
話をもどします、一番軽度の方は、出来るだけお尻からを意識して乗り込ませてあげてください、注意点は2つあります。
1つは頭をぶつけないか気を付ける事、出来れば頭のあたりを手でガードしてあげてください、2つ目はお尻が確実にシートまで
届いているかを確認してください、半分でも大丈夫です。お尻に体重が乗せる事が出来れば足は簡単に室内に入れる事が出来ます。
お尻が届かない時はサイドサポートシートが必要です。
このような製品です。
シートまでの距離が長い、遠い、離れてる、お尻が届かず落ちてしまう・・・
そんな時に隙間を埋めるのがこちらの製品になります、乗り込んでからゆっくり足を入れ体をシートの真ん中までずらしてゆきます。
体幹がしっかりしている方でないとダメです。
次に、お尻を乗せても足を自分では中に入れる事が出来ない、シートまで移動が出来ない方はコチラ
回転シートです。
回転シート付の新車、中古車もありますが、当社ではオリジナルの助手席を取外し回転シートを改造取付を行っています。
クルマを買い替える必要もなく、次のクルマにも移設可能なので喜ばれております。
軽四自動車や普通車におすすめです。
助手席を回転させるとお尻を乗せるのに十分な程度のスペース車外に出てきますのでそこに座っていただくだけで
あとは回転させて正面に向けるだけ、簡単に車に乗せる事が出来ます。
車両によっては頭上注意のクルマもありますし、回転時に足元注意のクルマもありますから事前にご相談いただければと思います。
3つ目、ヒト用でクルマに乗り込むため専用のリフトがあります、セカンドシートだけとか車種が限定されていますので事前にご相談いただきたいですが
改造、架装はだいじょうぶです。
このように今回は普通車、軽四自動車で尚且つ自分の車で何とかならないか?という場合の方法をご紹介しました、
各製品については下記の製品案内、施工事例などをご参考ください。
次は車いすのまま私のクルマに乗り込む方法について書きたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
ありがとうございました。
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アダプテーションデザイナー
代表取締役 阪田 俊次
プロフィール
大阪は泉州岸和田生まれ、だんじり祭りが大好きな生粋の岸和田人間です。
学生時代は京都の山奥で育ち、サラリーマン時代は名古屋で揉まれ、いまは
岸和田で居を構え二人の娘のおやじでございます。
ご縁があって、株式会社オフィス清水 代表取締役 清水 深 氏と出会い
その想いに意気投合しこの世界に飛び込みました、今では自動車鈑金の技術を駆使し
国産車をはじめ輸入車の福祉車両の製作なども手掛けております。
いままではできなかったことができる時代になったきています、あきらめず、
もっと自由に、もっとわがままに、乗りたい車でカーライフを楽しみましょう。
ご相談お待ちしております。
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